日誌

校長室より
2019/04/15

校長室より

Tweet ThisSend to Facebook | by:Web管理者(昼間)

 皆さん,こんにちは。徳島中央高等学校長の大住 満寿夫(おおすみ ますお)と申し
ます。徳島中央高校のホームページへ来ていただいて,ありがとうございます。

 今年は,新元号「令和」がスタートする年です。新元号である「令和」の意味につい
て,政府からは,「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ・希望に満ち溢れた
新しい時代を切り開いていく」という祈り・願いが込められていると発表されました。
外務省では,英語で「beautiful harmony=美しい調和」と説明しています。ともあれ皆さ
んが,新元号である輝かしい令和元年にスタートできることは,とても喜ばしいことです。
                                                                    
 さて,徳島中央高校の玄関脇に「照于一隅(いちぐうをてらす)」という文字を刻んだ
青石の記念碑があります。「一隅を照らす,これすなわち国宝なり」という,天台宗を開
かれた伝教大師(でんぎょうだいし)最澄(さいちょう)のお言葉です。「それぞれの立
場で精一杯努力する人はみんな,何者にも代えがたい大事な国の宝だ」という意味です。
本校は,その精神のもと,次代を担える人材の育成を行っています。
                                        
 小学校・中学校時代に「自身の居場所」やぴったりくる「学びの場」が見つからずに,な
かなか学校に行くことができなかった人が落ち着いて学べる場,安心して友だちとつなが
ることができる居場所,それが,徳島県唯一の定通独立校である徳島中央高校であります。
    言い換えれば,「学びの場」や「居場所」を提供することが,本校に課せられた使命でも
あります。

 子どもたちが激変する未来を生き抜いていくには,生徒が社会的に自立できる教育,コ
ミュニケーション能力等の社会性を伸長する教育,職業観や就業意識を高めるキャリア教
育の充実を図る必要があります。加えて,不登校経験者等には,生徒一人一人と向き合う
姿勢を大切にして,信頼関係づくりに努めなければなりません。本校では,こうした問題
にいち早く取り組み,不登校や高校中退者などの学び直しの場として重要な役割を果たし
ています。特に支援相談員やカウンセラーの導入など相談・援助の充実を図るとともに,
不登校経験者や特別な支援が必要な生徒,外国にルーツをもつ生徒などを受け入れ,「学
びのセーフティネット」として様々な生徒の学びの場を保障し,その生徒たちの社会的な
自立の支援を行っています。                  
                                        
 本校の新たな取組として,昨年度,「通級による指導」が始まりました。指導内容とし
ては,対人関係や集団行動を上手に営むための技能(スキル)を養うための「ソーシャル
スキルトレーニング」と進路実現を果たすために必要な能力向上を図る訓練や状況に応じ
たコミュニケーションスキルの向上を図る訓練などの「キャリアスキルトレーニング」を
重点的に行っています。                        
 また,文部科学省の「高等学校における次世代の学習ニーズを踏まえた指導の充実事業」
を受け,定時制・通信制課程の多様な生徒の一人一人の学習ニーズに応じたきめ細かな指
導を行っています。                         
                                        
 最後になりますが,これまで徳島中央高校を支えていただいている徳島県高等学校定時
制通信制教育振興会会員様,賛助会員様並びに関係各位の皆様に心から感謝申し上げます
とともに,今後も子どもたちが,夢を抱き,未来を切り拓いていくための「生きる力」を
身に付けられる場と機会の創出に全力で取り組んでまいりますので,引き続き,ご支援,
ご協力をよろしくお願いいたします。

2019年4月1日                               
徳島県立徳島中央高等学校                               
校 長 大住 満寿夫                               

                                 

 


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