年度はじめのごあいさつ
2025年4月23日 08時28分2025年4月1日
定時制課程では、午前部と午後部があり、どちらも同じ学習内容を提供しています。3年間で卒業することも、4年以上かけてじっくり学ぶことも可能です。
通信制課程では、自宅での自学自習を基本とし、月4回程度のスクーリングやレポート提出、定期試験を通じて単位を修得します。
本校の教育方針は「勤勉・誠実・友愛」の校訓に基づき、生徒一人ひとりに寄り添いながら、生活スタイルやペースに合わせたきめ細やかな教育を提供することです。
本校の特徴は次のとおりです。
1. 学び直しの授業と学習支援
定時制課程では、学び直しの授業を別枠で設け、様々な理由で学校で学ぶことに困難を感じていた生徒 の皆さんが、再び学ぶ意欲を取り戻す支援を行っています。通信制課程では、週1回の授業の補充学習として、授業日(木、日)以外でも学習支援を行っています。
2. ICTを活用した学びの充実
生徒一人一台の端末や電子黒板を活用し、基礎学力の定着とキャリア教育、体験的活動の支援を行っています。
3. 通級による指導(昼間部のみ)
学習や生活上の困難を改善・克服するための支援を行い、進路選択や実現に向けた意欲を高めています。特別な支援が必要な生徒への対応(合理的配慮)をしていくとともに、スクールカウンセラーや特別支援教育支援員と連携し、支援を行っています。
4. キャリア教育
進路ガイダンスや進路講演会を通じて、大学進学や就職などの進路選択を支援しています。体験型進路ガイダンスやグループ・ディスカッションを通じて、職業観や勤労観を育みます。
本校は、生命を大切にする心を育み、心豊かな人間を育成するため、多様な学習形態と機会を提供し、生徒が主体的に学ぶことができる環境を整えています。保護者の皆様、地域の皆様、同窓生の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様に、今後ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2025年4月
徳島県立徳島中央高等学校長 安藝 憲志