日誌

2022年12月の記事一覧

薬物乱用防止教室

 

 12月19日(月)徳島名西警察署のスクールサポーターの方を講師としてお招きして、薬物乱用防止教室を受講しました。昼間部の1年次生は体育館、2~4年次生は各HR教室からリモート配信で講演会に参加しました。薬物の怖さや、薬物乱用は遠くの出来事ではなく身近な問題であるということなどを認識することができました。今後も薬物乱用は絶対にしない。誘われてもきっぱりと断れるように、今日の講演を忘れないようにしたいと思います。

福祉就労講座

12月16日(金)に、障がい者の方のことと、障がい者の方と関わる仕事について知ることを目的に、福祉就労講座を実施しました。

講師として、児童発達支援センターで保育士を務める吉野 美穂 氏と、徳島県知的障害者福祉協会の港 祐樹 氏をお招きしました。福祉とは、すべての人に最低限の幸福と社会的援助を提供することであり、福祉の仕事はみんなが幸せに過ごすためにあると学びました。

障がい者の方がどのような生活をされているのか、障がい者の方を支援する仕事にはどのようなやりがいがあるのか、現場で働かれている方々のエピソードをいくつも聞かせていただきました。

医療・福祉の分野に興味のある生徒にとっても、これから卒業後の進路を考える生徒にとっても、貴重なお話になったのではないでしょうか。

令和4年度 昼間部 芸術鑑賞会

 令和4年12月21日(水),本校体育館にて芸術鑑賞会が行われました。

今年度の出演アーティストは,和太鼓集団GONNA(ガナ)。名古屋を拠点に全国のホール公演,学校公演にとキャラバンを走らせています。実はこのGONNA,2年前にも鑑賞会に出演されています。3,4年次の皆さんは覚えてくれていましたか?

和太鼓奏者3名〈辰哉さん(リーダー),勇介さん(メンバー1の筋肉!),郁也さん(軽快なばち捌きに目が釘付け)〉に,マリンバ奏者の汐里さんの合計4名で迫力あるステージが繰り広げられました。

 今回の公演では,和太鼓体験コーナーが設けられ,代表者が様々な大きさの太鼓を叩いてみる体験をしました。音を出すには思っていた以上に力が要ること,リズムをとるのは難しいことなども実感しつつ,思い思いのフォームで楽しそうに叩く生徒の笑顔で溢れていました。会場の生徒も手打ちのリズムを練習して,コラボも成功しました。会場が一つになる経験ができたことは大変貴重です。

 最後に,勇介さんから生徒の皆さんに「好きなことはあきらめずに続けること」の大切さについて,ご自身の体験をもとにお話がありました。いつもより真剣な表情で耳を傾けている生徒の姿にも,この鑑賞会をこれからも続けていかなければと思った60分。この鑑賞をとおして,皆さんに芸術への関心や感動する心が芽生え,またいつか,それぞれのタイミングで楽しむ時間を持ってもらえれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人権教育講演会「命の大切さを学ぶ教室」

今日は、人権教育講演会が実施されました。

1・2年次は教室からオンラインで、3・4年次は体育館で講師の三浦由美子さんのお話を直接伺いました。

当時16歳で高校2年生だったご子息が、飲酒運転の車と衝突し亡くなられた当時の状況や心境を聞かせていただきました。

加害者にとって謝罪は罪を軽くする手段でしかないと感じた裁判での様子や、被害者家族の事故後の状況など、当事者だからこそ話すことができる思いに、生徒たちは真剣な面持ちで耳を傾けていました。

飲酒運転はやってはいけないこと。ただそれだけのことができずに、失われる命があること。

加害者は他人の命を思いやれなかっただけでなく、家族や自分自身を思いやれなかったこと。

今日の講演を通して、人は存在するだけで価値があり、まず今を生きている自分の命を大切にすることから、家族、友人、社会を大切にできるようになると感じることができたのではないでしょうか。